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【人材紹介ホントのところ】その四。

おはようございます。

 

人材紹介のホントのところ、最後のプロセスについて書きます。

 

前回記事↓

 

yuyuma6310.hatenablog.com

 

 以下、目次です。

 

 

前回の求人提案プロセスでは、エージェントが実際に行っている

生々しい部分まで書かせていただきました。

 

今回は、

 

③ 面接、意思決定のプロセス

 

です。

 

 

面接設定について、大事なこと

 

エージェント目線で書きます。

面接設定について大事なことは、

 

  1. 複数社面接設定する
  2. 入社までのストーリーが描けている
  3. 内定確度を高める

 

以上3点が重要なポイントです。

 

複数社面接設定する

 

1は、複数社見ていただく事で比較感を出し、意思決定しやすくなります。

エージェント目線で見ると、成約までの確率的な問題です。

1社受けるより、3社受けてもらったほうが単純に転職が決まりやすい。

数字を持っているエージェント的な考え方です。

 

入社までのストーリーが描けている

 

2は、複数社受けていただく企業が、求職者の意思決定に至れる

企業の組み合わせになっているか。

 

求職者は希望条件の中で、複数の項目を重視している場合がほとんどです。

例えば、

 

  • 長く働ける福利厚生
  • ワークライフバランス
  • 年収

 

の3点を重視している求職者がいたとします。

なかなか全部の条件を叶えるのは難しいとして、

いくつかの条件の組み合わせで面接を受ける場合があるとします。

 

年収が期待できる似たような企業ばかり受けていては、比較になりません。

求職者の転職市場に対する気付きにつながらず、

意思決定ができなくなったりします。

 

「本命は、年収がそこそこ期待でき、ワークライフバランスばっちりなA社。

比較として、年収は希望を下回るが、安定性と福利厚生が充実しているB社と、

通勤が近く、ワークライフバランスが実現できるC社。

3社受けて、結論を出しましょう!!」

 

このような話をし、入社までのストーリーを描くと、求職者も

腹落ちし、面接へと行動を起こしてくれます。

 

ちなみにこの場合、B社とC社は優先順位度がA社と比べ落ち、

「比較対象として受ける」という側面は否めません。

企業側からすると、比較として受けられるなんてヒドイ話だ!!

とご立腹されるかもしれませんが、意外と、第2、3候補の企業で

転職が決まることも少なくありません。

 

エージェントとしては、成約(売り上げ)のために確率を上げたい気持ちはあるのですが、求職者と企業の出会いの可能性を少しでも広げたい、という思いもあるのです。

 

内定確度を高める

 

3は、事前情報のすり合わせと、面接対策です。

事前情報のすり合わせとは、面接時にお互いビックリ!

とならないように、求職者の情報と企業の情報を事前に

マッチングしておきます。

 

求職者の情報は「推薦状」をエージェントが作成し、

求職者の意思決定やNGポイント、併願状況等を企業へ伝えます。

企業の情報は、電話でのヒアリングが基本ですが、エージェントが事前に職場へ

足を運び、雰囲気等を感じてくることもあります。

応募する求職者の雰囲気と合う職場かどうか、NGとしている部分が職場にないか、

などを確認します。

 

面接対策は、応募書類の添削、面接ハウトゥー資料の提供、模擬面接です。

私が支援している医療職種の方々は、専門職であるが故なのか、面接に対して

無頓着な方が多い印象があります。

 

このままいったらこの人絶対落ちる・・・という方もおられます。

効果が高いのは模擬面接。面接時間は30分から、長くても1時間以内。

その限られた時間の中では、話す内容も大事ですが、話し方や、態度、目線など

で人柄が評価されます。この辺は模擬面接で修正していただくのが、一番効果的です。

 

意思決定で大事なこと

 

さて、晴れて内定をいただきました。

ここからが人材紹介の一番の山場、意思決定プロセスです。

 

支援を自身へ集約(他のエージェントを利用していない状況に)していただき、

複数社内定をいただいている求職者の場合、かなりの高い確率で転職が決まります。

 

難しいのは、他エージェント経由でも内定が出ており、迷われている場合。

人材紹介エージェントが一番ハラハラして、夜眠れなくなるシチュエーションです。

 

ここまでくると、自身が提案した企業が、本当にその求職者にマッチしているか

これに尽きるのですが、他エージェントから内定が出ている企業についても

調べます。

 

紹介エージェントは、他エージェントの動きをとにかく気にしなければなりません

それは、競合に勝ち、成約(売り上げ)というゴールを常に目指さなければならないからです。

 

まとめ

 

4回にわたり、人材紹介会社のエージェントが何を考えながら支援を行っているのかを

書かせていただきました。

 

これから人材紹介の業界に飛び込もうと考えている方には、

実際の業務の仕方、泥臭く成約を目指すプロセスが伝わればよいなと思います。

人材紹介を利用し転職を検討している求職者の皆様には、

エージェントが何を考えており、舞台裏では何を行っているのか、

が伝われば幸いです。

 

人材紹介は、うまく使えばとても有用です。

しかし、自分と合わないエージェントへ支援を任せてしまうと、

転職活動そのものが良くない結果へとなってしまうこともあります。

 

まずは、面談で、エージェントと会ってみてください。

そこの時間は省かないでほしいです。

 

転職は、「出会いとご縁」だと思っています。

エージェントとも、「出会いとご縁」です。

 

 

複数回にわたり、お読みいただきありがとうございました。

 

 

次回は番外編として、私が紹介エージェントを使うとしたら?

を書いてみます。

 

 

以上です。

 

 

☆本日の一枚☆

 

 
 
 
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畑とサヨナラです😂 約3年間契約してきたレンタル畑、3月末で終了としました。理由は特になく、何となく忙しくなってきたからですが、最後の収穫と元どおりの畑への現況復帰作業をして参りました。 足を運ぶのが2カ月ぶりくらいだったので、最後に一本だけ収穫した大根は特大🤩ブロッコリーやカリフラワーは育ちすぎて、見たことない感じに🤣 作業も無事終了。何もなくなった畑を見て、何となく寂しい感じ😂 ベジファームさん、親切にご指導ありがとうございました🙇‍♂️また、野菜作りする時は宜しくお願いします! #畑とさようなら #畑仕事終了 #野菜作り #ベジファーム

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